四月是你的谎言 中日台词(有假名)

第一话

1、彼と出会った瞬間、私の人生が変わったの。見るもの聞くもの…感じるもの。私の風景全部がカラフルに色付き始めたの。世界が、輝きだしたの。

和他相遇的瞬间,我的人生就改变了,所见所闻所感,目之所及全部开始变得多彩起来,全世界都开始发光发亮。

ぼくみふめんけんばんふうけいぜんぶいろづはじせかいかがやかれであしゅんかんわたしじんせいかみきかんわたし2、僕にはモノトーンに見える、譜面のように、鍵盤のように…

在我看来,一切都是单调乏味的,就像曲谱一样,像琴键一样...

さいはるぼくきみはだ3、14歳の春、僕は君と走り出す。

14岁的春天,我和你一起向前奔跑。

第二话

1、暴力上等、性格最低、印象最悪、でも、彼女は美しい。

蛮横暴力,性格又差,印象糟糕透顶,但是,她好美。

えんそうおまもとかくひとぬぼうりょくじょうとうせいかくさいていいんしょうさいあくかのじょうつく2、演奏を終えたバイオリニストが、待つ人の元へと駆けよって来る、人だかりをすり抜け、花を抱え、まるで…映画のワンシーンのようだ。僕は、友人A役だったけど。

结束演奏的小提琴手,向等待她的人飞奔而来,穿越层层人潮,手中怀抱鲜花,就好像...电影的特写镜头般。只不过,我是路人角色友人A罢了。

きつあかねいろくもうらあんまくなんどはなかかえいがぼくゆうじんやく3、気が付けば、茜色の雲のスクリーンに、まぶたの裏の暗幕にリフレインする、何度も…何度も…何度も…その度に僕の心は、母さんが僕に残したものが、散っていくようで、もう一度聴きたいけど、聴きたくない、もう一度、会いたいけど、会いたくない、こういう感情を、なんて言ったかな、こういう気持ちを、なんて言ったかな、君は春の中にいる。

当我注意到的时候,已成茜色的云幕中,反复演绎着跳动在我心底的旋律,一直...一直...一直...每当此时,在我心中扎根的,母亲所留下的一切,都随风而逝了,我想再听一次,但又不想再听到,我想再见她一次,但又不想再见她,这种感觉,该如何名状,这份心情,又该如何言喻,你驻足于一片春色中。 かんじょういきもいきみはるなかいちどききいちどああなんどなんどたびぼくこころかあぼくのこち

第三话

1、ピアノの音が…聴こえないんだ、ありがちな話でしょ、初めはね、聴こえてるんだ、でも、途中から、集中するほど、その演奏にのめり込むほど、奏でた音は春風にさらわれた花のように、もつれながら、遠ざかって消えてしまう、聴こえないのは僕の演奏するピアノの音だけ…きっとこれは、罰なんだ。

因为我...听不到钢琴的声音了,很俗套的情节吧,开头还是听得到的,但是,中间开始,越是集中精神去听,越沉浸其中时,弹奏出的音节就好像春风拂花一般,随风而逝,渐行渐远,听不到的只有我自己所弹奏的音节而已,这肯定...是惩罚。

きみわたりいわきたものこいおとばつはなとおききぼくえんそうとちゅうしゅうちゅうえんそうこかなおとはるかぜおときはなしはじき2、君といると、渡の言っていたことがなんとなく分かる気がする、食べ物に恋をして、バイオリンに恋をして、音楽に恋をして、たから君は輝いているのかな、こういう気持ちをなんて言ったかな、これは多分…こういう気持ちは憧れっていうんだ、きっと、君は春の中にいる、かけがえのない春の中にいる。

和你在一起,我感觉好像能明白阿渡说的话了,爱着食物,爱着小提琴,爱着音乐,所以你才散发着光芒,这种感觉,要何以言表呢,这大概就是...这种感觉大概就是憧憬吧,一定是的,你驻足于春色之中,于那独一无二的春色之中。

なにきくらうみそこだれくらくらたすおときなかはるなかいたぶんきもあこがきみはるこいおんがくこいきみかがやきも3、何も聴こえない暗い海の底にいるように、誰もいない、暗い、暗い、助けて、音が聴こえないよ、誰か、助けて、僕は、暗い海の底でまた一人ぼっちになる。

仿佛身处寂静的大海深处一般,四周空无一人,好暗,好暗,救救我,我听不到声音,谁来,救救我,我独自,沉沦在暗无天日的海底。

くじわたしささだれたすぼくくらうみそこひとり4、挫けそうになる私を支えてください。

拜托你帮帮受挫的我吧

ぼくすまちいろづ5、僕の住んでいる街は、カラフルに…色付いている。

我所居住的街道,变得...多姿多彩起来。

第四话

1、天真爛漫、奇想天外、ジェットコ—スタ—みたいに、僕は振り回されてばかり、この人自身が行き先のわからない旅のよう、君は、自由そのものだ。 いさきたびきみじゆうてんしんらんまんきそうてんがいぼくふまわひとじしん

天真烂漫,异想天开,就像坐云霄飞车一样,她总是把我绕得团团转,她本身就是一条不知通往何方的旅途,你就是,自由。

ぼくせいじゃくすべひとぼくおとなま2、僕たちのための静寂…ここにいる全ての人が、僕らが音を鳴らすのを待っている。 为我们而存在的寂静,在座的所有人,都在等待我们的演奏。

だいじょうぶわたしひきみわたしぜんりょくひ3、大丈夫、私たちならできる、弾かなきゃダメなの、でも君がいいの、私は全力で弾く、聴いてくれた人が私を忘れないように、私は演奏家だもの、この先は暗い夜道だけかもしれない、それでも信じて進むんだ、星がその道を少しでも照らしてくれるのを、さあ、旅に出よう。

没问题的,我们一定能做好,不能不弹啊,但是你就可以了,我会全力演奏的,为了那些倾听我演奏的人永远记住我,毕竟我是演奏者啊,或许前路永夜,即便如此我也要前进,因为星光即使微弱也会为我照亮前途,好了,我们上路吧。

かわれいぼうにおぼくたびでたびでしんすすほしみちすこてきひとわたしわすわたしえんそうかさきくらよみち4、乾いた冷房、ほこりの匂い、僕は…旅に出る。

干燥的冷气,荣誉的味道,我在其中...踏上旅途。

第五话

1、僕らは本選に進めなかった、前代未聞、ハプニング満載、失格するのは至極当然、審査たいしょうがいぼくほんせんすすぜんだいみもんまんさいしっかくしごくとうぜんしんさ対象外、演奏の中断、最悪の事態、全部僕のせい、君は恨み言一つ言わない、責められほうらくえんそうちゅうだんさいあくじたいぜんぶぼくきみうらごとひといせる方がずっと楽なのに。

我们没能进入决赛,前所未闻,状况不断,失去资格是理所当然的,失去获评资格,中断演奏,状况恶化,都是我的错,你却毫无怨言,她要是骂我一顿我还会好受点。

きみいちぶしゅんかんたしきみすべ2、ピアノは君のほんの一部、でもあの瞬間、確かに、ピアノは君の全てだった、それを

無理やり引き剥がそうとしてる、手脚をもぐ様に、だから痛くて痛くて仕方ない、苦しくって、苦しくって、仕方ないって顔してる、君は忘れられる?ううん、絶対に無理、私たちはあの瞬間のために生きてるんだもん、君は私と同じ演奏家だもの、前代未聞、ハプニング満載、でも、ここにいる人たちは、私達のことを忘れないでいてくれる、私、忘れない、死んでも忘れない、ありがとう、君のおかげ、君が伴奏してくれたから、君がピしわすきみきみばんそうきみまんさいひとわたしたちわすわたしわすしゅんかんいきみわたしおなえんそうかぜんだいみもんくるしかたかおきみわすぜったいむりわたしむりひはてあしよういたいたしかたくる

アノを弾いてくれたから、ありがとう、有馬公生君。

钢琴是你的一部分,不过那一瞬间,钢琴确实成了你的全部,但你却硬要将它从身上剥离,就像要自断手足一般,所以你才会疼痛得无法自抑,露出痛苦得无法自抑的神色,你能忘怀吗?不,肯定不能的吧,我们就是为了那一瞬间而生的啊,你和我一样是演奏者,前所未闻,状况不断,但是,在场的所有人永远不会忘记我们,我,不会忘记的,至死也不会忘记,谢谢你,多亏了你,正因为有你的伴奏,因为你为我弹奏了钢琴才有了这一切,谢谢你,有马公生君。

ようしゃひとますひとみうしすがたあきらゆるひありまこうせいくん3、容赦のない人だ、その真っ直ぐな瞳、その後ろ姿ですら諦めることを許してくれない、支えられていたのは、僕だ、ありがとう、ありがとう。

真是直接的人啊,那坦率的眼神,就连那背影都令人无法舍弃,被支持的人,是我啊,谢谢你,谢谢你。

ぼくこころみすきみとつぜんあらわささぼく4、僕の心を見透かしたように、君はいつも突然、現れる。

就好像看透了我的心思一般,你总是突然,出现。

きみいかがやぼくまぶめ5、君の言うことすること、すべてキラキラ輝いている、僕は眩しすぎて、目をつぶってしまう、でも憧れずにはいられない、自分の音楽が届いたあの瞬間、忘れられるはずない。

你的所言所行,全都闪耀着光芒,太过刺目,于是我闭上双眼,但内心还是无法停止对你的憧憬,自己的音乐传达给别人的那个瞬间,不可能忘得掉。 あこがじぶんおんがくとどしゅんかんわす

第六话

1、音が聴こえなくなって、ピアノを捨てようとする君、ピアノを拠り所とする君、だから目を背けるように、ほこりや本で覆い隠そうとしている、愛しいけれど近付けない、恋しいけれど触れられない、悲しいのに、痛いのに…私はそれに気付かないフリ、「ピアノを弾いて」「頑張って」なんて無責任な言葉ばかり、私のせいで苦しんでる、ごめんね、ごめんね。

听不到琴声后,想要舍弃钢琴的你,把钢琴当成心灵依靠的你,所以就像为了眼不见为净一样,用灰尘和书来遮住它,就算喜欢也无法接近,就算喜欢也无法碰触,明明你很悲伤,很痛苦...我却一副完全没注意到的样子,净说让你弹琴,让你加油这种不负责任的话,你因为我而痛苦,对不起,对不起。

とはらきみくるこまくるあひがんばむせきにんことばわたしくるふかないたわたしきづめそむほんおおかくいとちかづこいおときすきみよどころきみ2、そのほこりを取り払ってくれたのは、君だよ、苦しそうか、困ったな、苦しいのは当た

り前なんだけどな、僕は海図の無い航路を行くんだろう、挑戦するのも生み出すのも苦しいよ、でも充実してる、だから、ありがとう。

为我拭去那层灰的人,可是你哦,我看起来很痛苦吗?真伤脑经啊,痛苦是当然的,因为我航行在没有海图的海面上啊,但是很充实,所以,谢谢你。

まえぼくせかいかきづぼくであじゅうじつまえぼくかいずなこうろいちょうせんうだくる3、もう、ずっと前から僕の世界は変わっていた、ただ気付かなかっただけ、僕と出会っ

てくれて…あの日から、僕の世界は、鍵盤でさえ…カラフルになっていたんだ…

我的世界很早之前就变了,只是我一直都没发现罢了,与你相遇,自那日开始,我的世界,就连琴键...都开始变得多姿多彩起来。

ともだちすおんなぎんいろつきかくおんがくしつふたりよるなかぼくふたりひぼくせかいけんばん4、友達を好きな女の子、銀色の月から隠れるように、音楽室に二人、夜の中に、僕ら二人しかいないみたいだ。

我和喜欢我朋友的女孩子,像要隐没与银色月光下一般,两人独处在音乐室,就好像这片夜色中,只有我们俩一般。

まくやおこあしいためなみだ5、負けて悔しいのに、落ち込んでるのに、足が痛いのに、目が涙でぐしょぐしょなのに…最悪なのに、どうして星がこんなにきらきらしてるんだろう、髪から音楽室の匂い、少し荒い息づかいが聞こえる、涙で濡れた肩口が暖かい、私は、側にいる、このまま時間が止まればいいのに。

明明因为输球而很不甘心,很失落,脚很疼,眼眶因泪水而湿润...明明糟糕透了,但是为何星光却如此闪耀,发尾传来音乐室的味道,能听到稍显急促的呼吸声,被泪水濡湿的肩膀很暖,我,在他身边,如果时间能就此停止该有多好。 とあらいききなみだぬかたぐちあたたわたしそばじかんさいあくほしかみおんがくしつにおすこ

第七话

1、君は、お母さんの影なんかじゃないよ、君は君だよ、君らしく…なんて曖昧なものじゃない、何やったって、変わったって、カンケーない、君は、どうせ、君だよ。

你并没有存在于你母亲的阴影之下哦,你就是你,有你的特点,并不是什么其他人的附属品,和你做了什么,改变了什么毫无关系,你,就只是你而已。

きめいほおつえうでやくたうれなにかきみきみきみかあかげきみきみきみあいまい2、気が滅入ってるときは頬杖をつくといい、腕は役に立つのが嬉しいんだ。

灰心丧气时就用手托着下巴,你会为双手能派上用处而感到高兴的。

3、悩んで迷って苦しんで…たどら着いた答えは、笑っちゃうくらいシンプルで… 烦恼着迷惑着痛苦着,而最后得到的答案却简单到让我不禁想笑出来。 なやまよくるつこたわら

第八话

1、俺はお前に追いついたか?それとも遠ざかったか?また蜃気楼のように追いかけさせてくれるか?俺の憧れでいてくれるか?答えてくれ、見せつけてくれ、さあ、次はお前の番だ、有馬公生。

我追上你了吗?还是离你更加遥远了呢?你又会再次变成海市蜃楼般令我遥不可及吗?你还会是我的憧憬吗?回答我,让我看看,好了,下一个就轮到你了,有马公生。

ゆびけんふいっときせいじゃくとまどけつべつじかんゆびばんありまこうせいおれあこがこたみつぎまえおれまえおとおしんきろうお2、指が鍵に触れるまでの一時の静寂、ためらいや戸惑いと決別する時間、そいつの指が鍵に触れたその瞬間、私の未来が決まった。

手指碰触到琴键前的那一瞬间的寂静,是和踌躇与犹豫宣告诀别的时刻,他的手指碰触到琴键的那瞬间,我的未来就此决定。 けんふしゅんかんわたしみらいき

第九话

1、ステージから客席に向かって左側の入口、僕から見える場所、そこがお母さんの特等席、これは、これは、罰なんだ。

从舞台看下去观众席左侧的入口,我所能看到的那个地方,那里是妈妈的特等席,这是,这是惩罚。 とくとうせきばつきゃくせきむひだりがわいりぐちぼくみばしょかあ

第十话

1、容赦のない人だ、何を見ても君を思い出す、本当に容赦のない人だ、僕の中にいる君ですら、諦めることを許してくれない、あの時君は、何のためにバイオリンを弾いたのかな…僕は君のために弾こう。

真是让人无可奈何的人啊,不管看到什么都会想到你,真是个让人无可奈何的人,就连我心中的那个你,都没法原谅半途而废这种事,那时的你,究竟是为何演奏小提琴的呢...我要为你而弹奏。

きみかことばひとひとほしふそそひとりみそらのこぼくきみひあきらゆるとききみなんひようしゃひとなにみきみおもだほんとうようしゃひとぼくなかきみ2、君と交わした言葉、一つ一つが星のように降り注いでくる、一人で見た空は飲み込まれそうで怖かった、渡と見た星空は移り気で、椿と見た星空は底抜けに輝いてどこかこわわたりみほしぞらうつきつばきみほしぞらそこぬかがや

不安気で、君と見る星空はどんなだろう。

你说过的话,一句句,如同星光般洒落,独自仰望的夜空,会惧怕被深不见底的夜吸进去,和阿渡一起仰望的星空变幻不定,和小椿一起仰望的星空光辉灿烂却隐隐透着不安,和你一同仰望的星空是怎样的呢

におぶさいくわまどとおうんどうぶこえさくらはなふあんききみみほしぞら3、チョークの匂いがする、不細工にひび割れた窓ガラス、遠くから運動部の声、桜の花

びらの影、かすかな寝息、風景が変わる…これは有馬のイメージ、有馬の世界に埋没してゆく。

有粉笔的味道,布满裂痕的窗户玻璃,远处传来体育部的喊声,樱瓣的影子,微不可闻的鼾声,风景不停变幻,这就是有马心中所想,我逐渐沉入有马的世界中。

ねいききねこまよこいちまいはなさいあくだいいちいんしょうかげねいきふうけいかありまありませかいまいぼつ4、かすかな寝息が聴こえる、猫みたいだ、迷い込んだ一枚の花びら、最悪の第一印象、

友達を好きな女の子、届くかな…届くといいな、僕の中に君がいる、君がいる。

能听见微微的入睡鼾声,像猫咪一样,从外头飘入的那枚花瓣,超级差的第一印象,喜欢上我朋友的那个女孩,能传达到吗...能传达到的话就好了,我的心中有你存在,有你存在。 ともだちすおんなことどとどぼくなかきみきみ第十一话

1、ヒーローは強い、ヒーローは孤独で、ラストシーン、一人去ってゆく、あいつもそうだ、俺のヒーローもそうだった。

英雄是强大的,英雄是孤独的,最后一幕必定是孤身离去,他也是如此,我的英雄也是如此。

はくしゅとまどかいじょうぼくひとりとどおれつよこどくひとりさ2、まばらな拍手、戸惑うな会場、そりゃそうだ、僕はたった一人でいいんだ、届いたか

な、届くといいな。

零落的掌声,迷茫的会场,不过那也是当然的,我只要传达给一个人就足够了,不知道有没有传达到呢,能传达到的话就好了啊。

しがつひへんであぼうじゃくぶじんゆいがどくそんすとど3、四月のある日、変なバイオリニストに出会ったんです、傍若無人、唯我独尊、でも好きな人に見せる笑顔は天使のよう、蹴られ、殴られ、引きずりあげられた舞台には、慣れ親しんだ舞台には、僕の知らない光景があった、僕は、もう一度その光景を体験したい、だから僕は思ったんです、変なピアニストになりたいなって。

四月的某一天,遇到了一个奇怪的小提琴手,目中无人,唯我独尊,但是看到喜欢的人会露ぼくおもへんぶたいぼくしこうけいぼくいちどこうけいたいけんひとみえがおてんしけなぐひぶたいなした

出天使般的笑容,被她连揍带踹的强行推上去的那个舞台上,早已熟悉的舞台上,却有着我所不知道的风景,我想再度领略一下那道风景,所以我决定了,要变成一个奇怪的钢琴家。

きよわよわせいいっぱいひかこどう4、消えそうで弱々し、でも精一杯光っている、ドックン、ドックン、鼓動のよう、これは、命の灯だ。

仿佛快要消损一般地孱弱,却拼命发着光,咚咚,咚咚,如同心跳一般,这是生命之光。 ぼくばしょかんなにこころおくそこもひといのちともしび5、僕ね、あの場所で感じたんだ、みんな、何かを心の奥底に持ってるんだって、ある人は敵愾心かもしれない、憧れや願い、自己顕示欲、「届け」という想い、お母さんへの想い、みんな、個人的な想いに支えられていた、無垢のままで、人は一人で舞台に立てないのかもしれない。

我在那个地方感受到了,大家的内心深处都抱有某种心情,有些人可能是对竞争对手抱有抗争心,或是憧憬,心愿,自我显示欲,想要「传达到」的想法,对母亲的思念,大家都收到自己内心的这些想法的支撑,也许一个人是无法单纯无邪地独自站在舞台上的。

ぼくたびふそそはくしゅじぶんおんがくとどしゅんかんおもとうしこじんてきおもささむくひとひとりぶたいたてきがいしんあこがねがじこけんじよくとどおもかあおも6、僕は…旅をする、降り注ぐ拍手、自分の音楽が届いたあの瞬間を追い求めて、その後ろ姿を追い求めて、いつかきっと、肩を並べられる、その日が来るまで。

我会...踏上旅途,我追求着接连不断的掌声,将自己的音乐传达给在座众人的瞬间,我追求着那道背影,直到有一天,与你并肩而立的那一日来临为止。

ぼくそばたすかぎすがたおもとかたならひく7、僕はいつも側にいて助けてあげられるとは限らないんだよ。

我并不能一直在你身边帮助你。

第十二话

1、たわいもない会話、よくある風景、それでもよく覚えているのは、多分、きっと、夏の夜のせいだ。

没什么重点的对话,习以为常的风景,即便如此还是令我久久难以忘怀,大概,一定是,因为身处夏夜的关系吧。 よるかいわふうけいおぼたぶんなつ

第十三话

1、私がいなくなったら、公生は、どうなるの?ちゃんと生活できる?今私に出来ることは、譜面を忠実に正確に弾かせること、手に技術さえあれば、将来なんとか食べていふめんちゅうじつせいかくひてぎじゅつしょうらいたわたしこうせいせいかついまわたしでき

けるかもしれない、ひとい母親、あの子に何も残してあげられない…毎朝ハミガキできるかしら、どこでも寝ちゃうから風邪ひかないかしら、運動が苦手だから、大ケがしないかしら、もっと、そばにいてあげたかった、私の宝物は…幸せになれるかしら。

我不在了以后,公生会怎么样呢,能好好生活吗?能靠音乐维持生计吗?现在我所能做的,只有让他按照乐谱正确地演奏出来而已,只要他能有一身本领,将来或许还能混口饭吃,我真是个差劲的妈妈,什么都没能留给那孩子,早上能自己刷牙吗?他不管在哪儿都能睡着,会不会因此而感冒呢?他不太擅长运动,会不会受重伤呢?我想在他身边再待久一点,我的宝贝...能获得幸福吗?

だれおなかあつなしんぼくすすわたしたからものしあわねかぜうんどうにがておおははおやこなにのこまいあさ2、誰かと同じように、母さんとも繋がっている、そう信じているから、僕は進むんだ、だから、だから…さよなら…

就像某人一样,我一直和妈妈同在,正因为坚信着这一点,我才会向前迈进,所以,所以...再见了...

おんがくであしゅんかんであかんどうであひと3、音楽があったから、出会えた瞬間がある、出会えた感動がある、出会えた人たちがいる、出会えた想いがある、これは全部、ピアノを僕に教えてくれた、母さんが残してくれた思い出、母さん、僕は幸せだよ、ありがとう、ありがとう、さよなら…

正因为有了音乐,才有了相遇的瞬间,有了相会的感动,有了相逢的人们,有了邂逅的思念,这些全部都是教我弹钢琴的妈妈,所留下来的回忆,妈妈,我很幸福哦,谢谢你,谢谢你,再见了...

なみだなみだこうせいとうはななみだこうせいおもでかあぼくしあわであおもぜんぶぼくおしかあのこ4、こらえてないと涙が出そう…涙?公生といつも通り話せてホッとした涙?公生と

いつも通り話せて…残念な涙?

不忍住的话,眼泪好像就要掉下来了...眼泪?能和公生像平时一样说话,松了一口气的眼泪?还是能和公生像平时一样说话,遗憾的眼泪? とうはなざんねんなみだ

第十四话

1、柔軟剤の匂い、寝ぼけまなこに聴こえるピアノ控えめな子守唄、消毒液の匂い、響く足音白く濁ったリノリウムの床、君と重なる。

柔软剂的香气,睡迷糊了的孩子隐约可闻的钢琴声,轻轻哼着的摇篮曲,消毒液的味道,回荡的脚步声,有些泛白的亚麻油地板,与你相重合。

へいきだいじょうぶけんさうそがっこうこいあしおとしろにごゆかきみかさじゅうなんざいにおねきひかこもりうたしょうどくえきにおひび2、平気だよね、大丈夫だよね、検査は嘘じゃないよね、もう学校に来ないなんて言わな

いよね、また会えるよね、君は…君は母さん見たいに…いなくならないよね。

你没事的吧,你没事的吧,检查并不是骗人的吧,不会告诉我说以后没法回学校了吧,还能再见面的吧,你...你不会像妈妈一样...从我身边消失吧。

おんがくこうせいとおついこうせいいあきみきみかあみ3、また、まただ、音楽が公生を遠くに連れて行く、バカ、バカ公生、どこにでも行っち

ゃえ、バカ公生、家が隣同士、私よりちっちゃくて、早くにお母さんをなくして、ほっとけない、元気になって欲しい男の子、このまま、ずっと、当たり前に、側にいると思ってた男の子、ずっと側にいて欲しい…男の子。

又来了,又是这样,音乐把公生逐渐带去了遥远的地方,笨蛋,笨蛋公生,随你去哪里好了,笨蛋公生,是邻居,比我还小,早早地失去了母亲,没法放着不管,希望他能打起精神来的男孩子,像这样,一直,我以为会理所应当一直陪在他身边的男孩子,希望他能一直陪在我身边的...男孩子。 おとここそばほおとここげんきほおとここあまえそばおもこうせいいえとなりどうしわたしはやかあ

第十五话

1、 辛い時も…悲しい時も…いつも側にいた、弟じゃない男の子、嘘つき、私から離れ

て行くくせに、遅いかも知れないけど、諦めたくない、内野手だけど、ガサツだけど、ピアノの事なんてわかんないけど、この人の側にいたい、音楽なんて大嫌い、いつも公生を遠くに連れて行く、だから優しくしないで、優しく寄り添わないで、進め、踏み出せ私、私の時間、動け。

难过时也好…悲伤时也好…一直在我身边的,已经不能算是我弟弟的男孩子,骗子,明明就要离开我了,或许一切都晚了,但我不想放弃,虽然我是个内野手,虽然我神经很粗,虽然我对钢琴一无所知,但我想在这个人身边,音乐最讨厌了,总是把公生带到很远的地方去,所以说不要对我温柔啊,不要这么温柔地靠近我,前进吧,向前迈进吧,小椿,我的时间,动起来吧。

2、 行ったり来たり、僕はいつも言い訳を探してる、君は、猫のようだ、僕が近づけばプ

イっと遠くへ行ってしまう、傷つけばその痛みを分かち合うように、じゃれてくる、だから…こんなにも愛おしい、夜に食べるカヌレは、ほろ苦くて、優しい味がする。 来来回回地走,我老是找些借口,你就像猫一样,我稍一靠近就会一下子跑远,一旦受伤之后,却又会变得亲昵,好似共同承担那份伤痛一般,所以,如此惹人怜爱,在夜晚品味的可露丽,有些许苦涩,蔓延着温柔的味道。 いとよるたにがやさあじとおいきずいたわあいきぼくいわけさがきみねこぼくちかふだわたしわたしじかんうごこうせいとおついやさやさよそすすことひとそばおんがくだいきらいおそしあきらないやしゅつらときかなときそばおとうとおとここうそわたしはな

第十六话

1、 心の準備もしていないのに、いつも君は、不意にあらわれる。

一点心理上的准备都没有,你总是猝不及防地出现在我面前。

2、 お買い物して、夜の学校を探検して、男の子に送ってもらう帰り道は、こんなに星が

キラキラしてるんだね。

去购物,去夜晚的校园探险,男孩子送自己回家的归途,竟有那么多星星在闪耀。

3、 肌寒いせいかな、交わす言葉が暖かい、余計に君を近くに感じる、渡の代役でも何

でもいい、ずっと…このまま…

不知是不是身体冷的关系,彼此间的对话竟如此暖心,令我更加感受到你近在咫尺,阿渡的代替品也好其它什么也好,一直…这样延续下去吧…

4、 その人はね…ジェットコースターみたいな人なんだ、泣いたり、笑ったり、僕は振り

回されてばかり、その人がいるだけで、モノトーンだった世界がカラフルになるような、とても眩しくて、とても強い人なんだ…

那个人啊…是个像云霄飞车一样的人,一会儿哭一会儿笑的,把我耍得团团转,是个仅仅是存在着,就足以将这个黯淡无光的世界变得多姿多彩,非常耀眼,非常强大的人…

5、 ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ似ているかもしれない、あがいても報われない

相手を追いかけて、見つめて、恋い焦がれている、私は…有馬公生を叩き潰そうとしている、崇高な犠牲、見返りを求めぬ愛、我はファントム、オベラ座に潜む怪人。 一点点,或许我们真的有一点点相似,追逐着,注视着无论自己怎么努力都不会有回应的人,为恋情所苦,我…要彻底击溃有马公生,崇高的牺牲,不奢望对方回首的爱恋,我是魅影,是潜入歌剧院的怪人。

6、似てない、はじかれたように笑ったり、些細なことでヒステリックに喚いたり、突然泣き出したり、すごく優しくなったり…何かを諦めたり、僕の近くにいた人がそうだった…似てない…似てなんかいない。

一点也不像,时而条件反射性地强颜欢笑,时而因为一些琐碎小事歇斯底里,忽然出声哭泣,忽然变得很温柔…忽然放弃一切一般,我身边的人曾经也是这样…不像…一点也不像。 ににだやさなにあきらぼくちかひとにわらささいわめとつぜんなすうこうぎせいみかえもとあいわれざひそかいじんあいておみここわたしありまこうせいたたつぶにむくまぶつよまわひとせかいひとひとなわらぼくふはださむかことばあたたよけいきみちかかんわたりだいやくなんかものよるがっこうたんけんおとここおくかえみちほしこころじゅんびきみふい第十七话

1、私は、なんて言ったらいい、頑張って、負けないでなんて、無責任な言葉だ、だからありがとうなんて言わないで、何もできなかった私の身勝手な代償行為、単なる自己満足、醜いファントム。 まんぞくみにくいなにわたしみかってだいしょうこういたんじこわたしいがんばまむせきにんことば

我该对他说什么好?加油,你不会输的之类的,尽是些不负责任的话,所以你不要对我道谢,这是什么都做不到的我,所做的任性的补偿行为,单纯的自我满足,丑陋的魅影。

3、 なんで…なんでそういうこと言うの、散々わめいて殴り倒して、ムリヤリ僕を舞台に

引きずり上げたくせに…散々、忘れたくない風景を刻みつけたくせに。悔しい、悔しい、それにただ悲しい、君は、僕にたくさんのものをくれたのに、僕は、君に何もしてあげられないの?

为什么…为什么要说那种话,明明是你对我大吼大叫拳打脚踢,硬把我推上舞台的…还将那些令人无法忘怀的风景刻在我心上。不甘心,我不甘心,但我却只能悲伤难过,明明你给了我那么多东西,我却什么都不能为你做吗? かなきみぼくぼくきみなにひあさんざんわすふうけいきざくやくやいさんざんなぐたおぼくぶたい

第十八话

1、迷うな、悩むな、加速しろ、行動あるのみ、立ち止まるな、迷うなんてガラじゃないよ、軽やかに跳ねるように、階段を駆け上がって、あの日のようにまた、その背中を追いかけさせて、私のヒーロー。

别迷惘,别烦恼,加速吧,只要行动就好,别停下,迷惘什么的一点都不像你,像那样纵身轻跃,拾级而上,就像那一天一样,让我再次追逐你的身影,我的英雄。

2、有馬センセ、センセの音はどうしてそんなにカラフルにで、綺麗なの?綺麗すぎて、涙が出ちゃうよ。

有马老师,为什么你的琴声如此五彩斑斓,如此美丽呢?美丽得让我都要为此落泪了。

3、肌寒く、シンと乾燥した空気、洗濯したシーツが気配を優しくする、残酷な男の子、わたしはださむかんそうくうきせんたくきはいやさざんこくおとここありまおときれいわたしかるはかいだんかあひせなかおまよなやかそくこうどうたどまよ私にもう一度、夢を見ろと言う、夢が叶ったからもういいって思ってたのに、諦めたの

きみかこころみずよくばわたしゆめみいちどゆめみいゆめかなおもあきらに、君はまた、枯れた心に水をくれるのね、欲張りな私は、また夢を見ちゃうよ、いつか、君とワルツを、だなんて。

肌肤冰凉,寂静而干燥的空气,洗过的床单让气氛变得格外柔和,那个残忍的男子,说要让我再做一次美梦,能实现梦想,我明明已经觉得足够了,明明都放弃了,你却再一次让我已经干涸的心重新受到水的滋润,贪心的我,又能再次做梦了,但愿有一天,能与你共舞一曲华尔兹的,这样一个梦。

第十九话

1、 ほんの僅かでも時間が伸びるなら、ほんの僅かでもそこに希望があるのなら、なにだ

ってすがりたいです、4月に出会った男の子がいました、泣いで吐き出して、みってもないくらいあがいて…でも舞台では星のように輝いて、その人生は美しく奏でぶたいほしかがやじんせいうつくかながつであおとここなはだわずじかんのわずきぼう

られるメロディーのよう、その男の子と約束したんです、「また一緒に弾こう」って、だから私も…一所懸命あがいてやろうと思います、みっともなくても悪あがきても、あがいて、あがいて、あがいて、あがきまくってやる、私はみんなの仲間だもの、このままふてくされて諦めたら、生んで育ててくれたお父さんやお母さんに顔向けできないもの、私の人生だもの…このまま諦めてたら…私がかわいそう。 即便只能延长一点点时间,即便只有一点点希望,不管是什么,我都想紧紧抓住不放,4月份的时候,我遇到了一个男孩子,哭着泄气着,十分不像样地挣扎着…但是一到舞台上,却如繁星般璀璨,他的人生如同优美地弹奏出来的旋律一般,我和他约好了,[再一次合奏],所以我也想,拼命努力地挣扎看看,不像样也好,苟延残喘也罢,我想挣扎,挣扎,再挣扎,拼命挣扎到最后,因为我是大家的伙伴啊,就这么自暴自弃的话,根本无颜面对生我养我的父母,这是我的人生,如果就这么放弃的话…我真是太可怜了。

2、耳に残るハサミの音、少し固い髪、ほんのちょっとした風景が通り過ぎてゆく、その時期が公生にとっても、大切なものてあってくれたなら、私は嬉しいな。

耳边残留的剪刀的声音,有点硬的头发,不过是转瞬即逝的风景,如果那段时间对公生而言,是最为弥足珍贵日子的话,我会很高兴的。

2、 世界を拡げてくれたのは、お前だ、お前は俺の、理想以上の姿で現れたんだな、俺

の求める風景と、お前の見たかった風景は、違ったんだな。全身全霊でぶつかれる、スゲー奴らがいる、俺は幸せだ。じゃあな、俺の蜃気楼、今までサンキューな、じゃあな、俺のヒーロー、今までサンキューな。

将我的世界不断扩大的人,是你,你总是以高于我理想的姿态出现,我所追求的风景,和你想看到的风景,是不同的。因为有足以让我全身心投入进去击溃的厉害家伙存在,我是幸福的。再见了,我的海市蜃楼,至今为止,谢谢你了,再见了,我的英雄,至今为止,谢谢你了。 やつおれしあわおれしんきろうもとふうけいまえみふうけいちがぜんしんぜんれいせかいひろまえまえおれりそういじょうすがたあらわおれこうせいたいせつわたしうれみみのこおとかたかみふうけいとおすじきむわたしじんせいあきらあきらうそだとうかあかおわたしなかまわたしいっしょけんめいおもわるおとここやくそくいっしょひ

第二十话

1、友達を好きな女の子、僕は盗撮魔で代役で荷物持ちで、ピアニストで伴奏者で、僕は…渡じゃない。

喜欢自己朋友的女孩子,我是偷拍狂,替身,拎包的,是钢琴师,伴奏者,我…并不是阿渡。

3、 いつもの会話、じゃれあうような冗談、突然の雨宿り、隣には男の子、嘘つき、嘘

つき、君が私の側にいたように、私は君の側にいたんだよ、公生のことなんかすぐきみわたしそばわたしきみそばこうせいかいわじょうだんとつぜんあまやどとなりおとここうそうそわたりともだちすおんなこぼくとうさつまだいやくにもつもばんそうしゃぼく

わかる。

和往常别无二致的对话,小打小闹般的玩笑,突然的避雨,身边的是男孩子,骗子,说谎,就像你在我身边一样,我就在你身边,你的一切我都能马上明白。

4、嘘つき、そばにいるって言ったくせに、私のこと、何も知らないくせに、嘘つき、私を女の子だなんて、思ったこともないくせに、あんたは…私と恋するしかないの。 说谎,说什么会在我身边的,明明一点都不了解我,骗子,明明根本就没把我当女孩子看待,你只能…和我谈恋爱。

4、 どうだ、思い知ったかザマーミロ、踏み出してやったぞ、女の子として意識させて

やったぞ、私はいっぱい苦しんだんだ、あんたも苦しめ、苦しんで苦しんで私のこといっぱい考えろ、やっと、始まったんだ、でも、どうなっちゃうんだろう、心臓が飛び出そう、冬の雨が気持ちいい、レモネードの味がする、私の時間は、動き出したばかりだ。

怎么样,明白了吗,活该,我开始迈出步伐了,我会让你慢慢意识到我是女孩子的事实,我可是痛苦了好久,你也常常痛苦的滋味吧,痛苦着痛苦着,满脑子只能想我的事,终于,开始了,但是,会变成怎样呢,心脏好像要挑出来了,冬天的雨好舒服,有柠檬水的气息,我的时间…才刚开始流转。

5、星の海を飛行機が渡ってゆく、君は猫のよう、音もなく近づき、予想のつかない角度から翻弄する、僕はあっけにとられて、いつも君のぺース。

飞机穿梭于茫茫星海中逐渐远去,你如同猫般,无声靠近,从意想不到的角度玩弄他人,而我只能呆愣在原地,永远只能跟随你的步伐。

6、鉄のカタマリが流れ星のよう、君と同じ空を見ているだけで、見慣れた風景が違って見える、君のちょっとしたしぐさに一喜一憂、僕の心はメロディを奏でだす。こういう感情なんよきもなんいたぶんこいよきみいっきいちゆうぼくこころかなかんじょうてつながぼしきみおなそらみみなふうけいちがみほんろうぼくきみほしうみひこうきわたきみねこおとちかよそうかくどとだふゆあめきもあじわたしじかんうごだかんがはじしんぞうわたしくるくるくるくるわたしおもしふおんなこいしきおんなこおもわたしこいうそいわたしなにしうそわたしを何て呼んだかな、こういう気持ちを何て言ったかな、これは多分恋と呼ぶんだ、これはきっと、恋っていうんだ。僕はいつも渡と自分を比べて落ち込んでしまう。

铁块般的飞机犹如流星,仅仅是和你一同仰望天空,平日司空见惯的风景也会变得与众不同,你的一举一动决定我所有的悲欢喜忧,让我的心随之奏响音乐。应该怎么形容这种感情呢,应该怎么形容这种心情呢,这大概就是恋爱了吧,这肯定,就是恋爱了。我一直擅自将自己和阿渡作比较,然后自顾自低落消沉。 こいぼくわたりじぶんくらおこ

第二十一话

1、 軽い…とても、どこかで安心してた、もう平気なんだって、病気なんて蹴ちらしちゃかるあんしんへいきびょうきけ

う強い人なんだって、今がずっと続くんだって、ぬいぐるみが好きで、甘いものが好き、が弱い。君は普通な女の子なのに、僕はバカだ。

好轻…太轻了,感觉心中某处的石头终于放下了,感觉什么事都没有了,她可是能一脚把病魔踹飞的女强人啊,希望能永远这样下去,喜欢玩具娃娃,喜欢甜食,但是又很脆弱。你是很普通的女孩子,我真是个笨蛋。

2、大切な人は僕の前から去ってゆく、音楽は大切な人を連れ去ってゆく、僕は一人ぼっちになる。

重要的人从我眼前一个一个离开,音乐把我重要的人一个一个带走了,我变得孤身一人。 たいせつひとぼくまえさおんがくたいせつひとつさぼくひとりよわきみふつうおんなこぼくつよいまつづすあます第二十二话

1、 待って…行かないでくれ、またカヌレをねだってよ、暇つぶしに電話してきてよ、友人

Aで構わないから、行かないで、行かないで、行かないでくれ、僕をおいていかないで…さよなら…

等一下…别走,再来问我讨可露丽吃啊。再给我打电话打发时间啊,就算是有人A也没关系,不要走,不要走,不要走,不要丢下我走掉…永别了…

2、 もうすぐ、春が来る、君と出会った春が来る、君がいない…春が来る。

春天,马上就要来了,让我与你相遇的春天,就要来了,再也没有你的春天…就要来了。 拝啓

有馬公生様:

さっきまで一緒にいた人に手紙を書くのは、変な感じです、君はひどい奴です、クズ、のろま、あんぽんたん、君を初めて見たのは、5つの時、当時通ってたピアノ教室の発表会

とうじょうこいすしりわらさそおおきみはじみときとうじかよきょうしつはっぴょうかいいっしょひとてがみかへんかんきみやつありまこうせいさまはいけいはるくきみであはるくきみはるくかまいいいぼくまいひまでんわゆうじんでした、ぎこちなく登場したその子は、椅子にお尻をぶつけて笑いを誘い、大きすぎる

ピアノに向かい、一音を奏でたとたん、私の憧れになりました、音は24色パレットのようにカラフルで、メロディは踊りだす、隣の子が泣き出したのはびっくりしました、それなのに、君はピアノを辞めるんだもの、人の人生を左右しといて、ひどい奴です、サイテー、のろま、アンポンタン、同じ中学だと知った時は、舞い上がりました、どうやれば声かけられるのかな?購買部にサンドイッチ買いに通おうかな?でも結局、眺めてるだけでした、だって、みんな仲良すぎるんだもの、私の入りスペースは…ないんだもなかよわたしはいこえこうばいぶかかよけっきょくながおなちゅうがくしときまあきみやひとじんせいさゆうやつおどとなりこなだむいちおんかなわたしあこがおとしょく

の、子供の頃に手術をして、定期的に通院して、中一の時に倒れたのをきっかけに、にゅうたいいんこどもころしゅじゅつていきてきつういんちゅういちときたお入退院の繰り返し、病院で過ごす時間が長くなりました、ほとんど学校に行けなかった

じぶんからだよわよるびょういんまちあいしつとうくかえびょういんすじかんなががっこういな、あまり自分の身体が良くないのは分かってました、ある夜…病院の待合室で、お父さ

んとお母さんが泣いているのをみて、私は長くないのだとしりました、その時です、私

はしだこうかいてんごくもこすかってかあなわたしながときわたしは…走り出したのです、後悔を天国に持ち込まないため、好き勝手やったりしました、怖かったコンタクトレンズ、体重を気にしてできなかったケーキボール食い、偉そうに指図する譜面も私らしく弾いてあげた、そして…一つだけ嘘をつきました、宮園かをりが、渡りょうたくんすいうそうそわたしまえありまこうせいくんきみつきふめんわたしひひとうそみやそのわたりたいじゅうきくえらさしずこわ亮太君を好き、と言う嘘をつきました、その嘘は、私の前に、有馬公生君…君を連れて来てくれました、渡君に謝っておいて、まーでも、渡君ならすぐ私のことなんか忘れちゃうかな、友達としては面白いけど、やっぱり私は一途な人がいいな、あと…椿ちゃんにも謝っといてください、私は通り過ぎていなくなる人間、変な禍根を残したくなかったので、椿ちゃんにはお願いできませんでした、というか、有馬君を紹介してなんてストレートに頼んでも、椿ちゃんはいい返事をくれなかったと思うな、だって椿ちゃんは、君のこと大好きだったから、みんなとっくに知ってるんだから、知らなかったのは君と…つばききみだいすししきみたのつばきへんじおもつばきつばきねがありまくんしょうかいあやまわたしとおすにんげんへんかこんのともだちおもしろわたしいちずひとつばきわたりくんあやまわたりくんわたしわ椿ちゃんだけ、私の姑息な嘘が連れてきた君は、想像と違ってました、思ってたより暗

ひくついこじとうさつまおもこえひくおもおとこわたしこそくうそつきみそうぞうちがおもくらくて卑屈て、意固地でしつこくて盗撮魔、思ってたより声が低くて、思ってたより男らしい、思ってた通り…優しい人でした、土稜橋から飛び込んだ川は冷たくて気持ちよかったね、音楽室をのぞくまんまるの月は、お饅頭みたいで美味しそうだった、競争した電車には本気で勝てると思った、輝く星の下で、二人で歌ったキラキラ星、楽しかったね、夜の学校って絶対何かあるよね、雪って、桜の花びらに似てるよね、演奏家なのに舞台の外のことで心がいっぱいなのは、なんかおかしいね、忘れられない風景がこんな些細なことなんて、おかしいよね、君はどうですか、私は誰かの心に住めたかな?私は君の心きみわたしだれこころすわたしきみこころこころわすふうけいささいがっこうぜったいなんゆきさくらはなにえんそうかぶたいそとほんきかおもかがやほししたふたりうたぼしたのよるおんがくしつつきまんじゅうおいきょうそうでんしゃおもとおやさひととこかわつめきもち

に住めたかな?ちょっとでも…私のこと思い出してくれるかな?ルセットなんかいやだよ、忘れないでね、約束したからね、やっぱり、君で良かった、届くかな、届くといいな、有馬公生君…君が好きです、好きです、好きです、カヌレ全部食べれなくてごめんね、たくさんたたいてごめんね、わがままばかりでごめんね、いっぱいいっぱいごめんね、ありがとう。

PS、私の宝物を同封いたします、いらなかったら破って捨てて下さい。

敬启

有马公生先生:

明明刚才还在一起,现在却给你写信,感觉怪怪的,你是个很过分的人,废物、榆木脑袋、呆瓜,我第一次见你,是在我5岁的时候,在当时我学钢琴的教室举行的钢琴赛上,一个笨拙的孩子上场了,他一屁股撞在椅子上,惹得台下观众忍俊不禁,但是当他面对着比他还要庞大的钢琴,弹奏出第一个音的时候,他便成为了我憧憬的人,他的音色犹如24色调色板一般色彩斑斓,旋律仿佛在起舞,旁边的孩子哭的时候把我吓了一大跳,即便如此,你却放弃了钢琴,明明已经影响了别人的人生,你这个可恶的家伙,差劲鬼、榆木脑袋、呆瓜,知道和你念的是同一所初中时我简直要欢呼雀跃了,要怎么才能和你搭上话呢?犹豫着要不要去小卖部买三明治呢?但是到头来,我所做的不过是远远地看你一眼,因为你们几个很要好的样子啊,要好到…几乎没有我介入的空间了,我小的时候做过手术,要定期去医院复查,以初一时病倒为契机,不停进出医院,在医院度过的时间慢慢变长了,学校几乎都不怎么去了,我知道自己的身体不太好,有天晚上…我在医院的候诊室里,看到爸爸和妈妈在哭,那时我便知道自己的时间所剩不多了,也是从那时候起,我…开始奔跑了起来,为了不将遗憾带进坟墓,我开始过起随性的生活,戴上曾经一度害怕的隐形眼镜,不顾体重飙升地吃蛋糕,随便指定曲谱,并且用自己的方式来演奏,另外…我说了一个谎,就是宫园薰喜欢渡亮太的这件事,这个谎言,将你,将你…有马公生君带到了我面前,请替我向阿渡君道歉,不过,阿渡君应该很快就会忘了我吧,虽然作为朋友而言他很有趣,但是我还是比较喜欢专一的人,另外…替我向小椿也道个歉吧,我不过是你们生命中稍作停留的过客,因为不想留下奇怪的祸根,所以当初就没拜托小椿,应该说,就算我直言请她将你介绍给我认识,我想她应该也是不会同意的,因为小椿她,最喜欢你了,大家早就知道了,不知道的人就只有你,还有…小椿两个人,被我那胡诌的谎言带过来的你,和我想象中有些不同,比我想象得更内向胆小,固执,烦人,还是个偷拍狂,声音比我想象中要低沉,比我想象中更有男子气概,和我想象的一样…是个温柔的人,从试胆桥上跳进河水里真是冷透了,但是很过瘾对吧,偷看音乐室的那轮圆月,看起来就像馒头一样美味,和电车赛跑时觉得自己真的能赢,璀璨星空下,我们合唱的小星星,很有趣吧,夜里的学校一定潜藏着什么吧,雪花就像是四散的樱花花瓣一样吧,明明是演奏家,内心却满是舞台外的事物,真是奇怪呢,让我难以忘怀的风景竟是这种琐碎的小事,真奇怪啊,你怎么想呢?我是否住进某人的心房了呢?我是否住进你的心房了呢?就算是须臾片刻也好…你是否会想起我呢?我可不允许你记忆清零哦,别忘了我啊,约好了哦,果然,选择你真是太好了,传达到了吗,传达到就好了,有马公生君…我喜欢你,我喜欢你,我喜欢你,对不起,没能吃完你送的可露丽,对不起,我老是打你,对不起,我总是耍大小姐脾气,很多很多事,都很对不起,谢谢你。

PS 我的宝物也一起装在信封里了,如果不想要的话就撕掉扔了吧。 わたしたからものどうふうやぶすありまこうせいくんきみすすすぜんぶたわすやくそくきみよとどとどすわたしおもだ

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