企 业 年 度 报 告 书

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(20xx年度)

企业年度报告书

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国家工商行政管理总局制 HTTP://WWW.SAIC.GOV.CN 20xx年度企业年度报告书

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第二篇:平 成 1 9 年 度 事 业 报 告 书

平 成 1 9 年 度 事 業 報 告 書

Ⅰ 概況

1.入館者

平成19年の野球界は久々にジャイアンツがセ?リーグを制したものの、クライマックスシリーズで敗れ、勢いに乗った中日ドラゴンズが日本シリーズ、アジアシリーズでも勝利を収めました。

当館の今期入館者は106,719人で、20年連続して10万人を超えましたが、WBC優勝や高校野球決勝で沸いた前年には及ばず、WBC以前の水準の入館者数となりました。 2.維持会員

維持会員は法人65社(前年比1社増)、個人89名(前年比4名増)、ジュニア6名(前年比2名増)となりました。引き続きファン拡大に努めてまいります。

3.野球殿堂

競技者表彰の故梶本隆夫氏?特別表彰の松永怜一氏の表彰式を7月20日東京ドームでのオールスター第一戦で行いました。根来理事長からのレリーフ贈呈に続き、プレゼンターとして金田正一氏(19xx年殿堂入り)、上田利治氏(20xx年殿堂入り)、また松永氏の教え子でもある田淵幸一、山本浩二の両氏に花束を贈呈していただきました。

平成20年の殿堂入りは第48回競技者表彰委員会から山本浩二氏、堀内恒夫氏、第47回特別表彰委員会から故嶋清一氏が選出されました。これにより殿堂入り顕彰者は、競技者表彰72名、特別表彰92名?合計164名となりました。

訃報 平成19年 5月21日 野口 二郎さん 87歳 (19xx年殿堂入り)

平成19年 11月13日 稲尾 和久さん 70歳 (19xx年殿堂入り)

ご冥福をお祈り申し上げます。

4.普及?広報活動

話題性?ニュース性に富んだイベントや企画展情報のリリースを新聞?TV?ラジオ?雑誌?野球関連団体など67件(前年64件)に14回発信し、できるだけ露出度を高めるように努めました。

昨年末改装した図書室は白を基調とした明るい雰囲気で、利用者からは居心地が良いと好評です。ホームページは一昨年全面的にリニューアルいたしましたが、その後も適宜更新しながら内容の充実を図り、特に収蔵品紹介のページには力を入れ、アクセス数も着実に増えております。

また、企画展?常設展紹介のための取材は57 件、写真等資料の貸出が134件、資料の撮影などが29件で計220件(前年207件)に協力し、野球に関する調査?研究の情報センターとしての役割を果たすことができました。

5.資料収集

博物館の基礎ともなる展示資料及び図書の収集を積極的に行いました。ご協力いただいた皆様に深く感謝いたします。

①収集資料は2,356点(前年638点) ②収集図書は1,693 冊(前年3,435冊) 6.館外協力

各地で行われた野球関係の展示会やイベントに企画段階から参画したり、実物資料の貸出やデータ提供などで協力いたしました。報知新聞社創刊135周年記念「大好きな野球 王貞治展」など13件。

Ⅱ 総務?営業関係

【理事会】

?平成19年5月10日

- 1 -

1.評議員に島田利正氏選出について

2.評議員に南信男氏選出について

出席者全員異議なく両氏を評議員に選出した。

?平成19年6月11日

1.平成18年度事業報告?決算報告?監査報告並びに剰余金処分の承認について 2.平成19年度事業計画案?収支予算案の承認について

3.基本財産の一部処分及び補填について

4.表彰委員会規程の一部改正について

出席者全員異議なく原案通り承認した。

?平成20年2月29日

1.平成20年度事業計画案?収支予算案の承認について

【評議員会】

?平成19年6月11日

1.平成18年度事業報告?決算報告?監査報告並びに剰余金処分の承認について 2.平成19年度事業計画案?収支予算案の承認について

3.基本財産の一部処分及び補填について

4.表彰委員会規程の一部改正について

出席者全員異議なく原案通り承認した。

?平成20年2月29日

1.平成20年度事業計画案?収支予算案の承認について

【入館者数】

(1)本年度は、昨年度のように東京ドームで日米野球等が開催されなかった為、入館者数は106,719人(前年比-30,581人)、入館料収入は35,848,910円(前年比-4,662,250円)と減少した。

【普及?広報活動】

(1)都内の区立中学校?養護施設に招請案内状と招待券を送付し、来館者誘致に努めた。 (2)季刊で「ニュースレター」を発行し、英訳を行い、ホームページに公開して、関係

先および入館者等に配布した。

(3)イベントや企画展情報のリリースを14回行い?情報の周知に努めた。(送付先:67件?

内46件はE-mailで送付)。また、ホームページや入口の情報掲示システムにもイベ ントや展示情報を掲載し、集客に努めた。

(4)特別展?企画展など当博物館紹介のための取材は57件、当博物館紹介?展示や編集

目的等の写真や資料貸出は134件、資料の撮影などが30件、計221件(前年207件) に協力し、野球に関する調査?研究の情報センターとしての役割を果たした。

(5)体験学習を積極的に受け入れ、来館した生徒達の対応に務めた。

(6)案内パンフレット、英文パンフレットを刷新して配布した。

(7)オールスターゲーム集合写真を出場全選手、監督(66名)に配布した。

(8)特別観覧として、館内での対談番組収録や生放送に対応した。また、巨人、千葉ロ

ッテ、ソフトバンク各球団からの要請により、レプリカユニホームやファングッズ 制作のため、当館所蔵の過去のユニホームの特別観覧を行った。

(9)日本プロ野球OBクラブ主催の総合学習交流会の会場として、野球殿堂ホールを提供

した。

【ホームページ】

(1)前年より318,038件減の2,698,200件のアクセスとなった。

- 2 -

【建物設備の改修?保繕】

(1)女子トイレに節水型自動流水器を設置し?サービス向上とコスト削減に努めた。 (2)空調機器の保守点検を専門業者に委託して年4回行った。

(3)消火栓、感煙装置、消火器等の消防設備を専門業者に委託し点検を行った。 (4)映像設備のプロジェクター3台の保守点検とランプ交換を行った。

(5)エレベーターの保守点検を専門業者に委託して年4回行った。

【収益事業】

(1)プロ野球公認球、折れたバットやアオダモの端材から作るリサイクル箸の販売を引

き続き行った。

(2)日本野球機構発行?オフィシャルベースボールガイド07?の委託販売を行った。 (3)新商品としてオリジナルキーホルダーを製作し、販売を開始した。

【大会?会議】

(1)平成19年度(第14回)全国博物館長会議(6.13 於 一橋記念講堂)

テーマ:新しい時代の博物館制度の在り方について

(2)平成19年度(第55回)全国博物館大会(11.15~16 於 ??????????長岡) テーマ:新しい時代の博物館制度の在り方と博物館における??????????? (3)文の京ミュージアムネットワーク会議への参加

文京区内まるごとキャンパスを目指す文京アカデミー構想の中で博物館、美術館、

庭園のネットワーク化をめざす会に参加した。

①「ミューズフェスタ2007の概要」について(6.20 於 文京?????????4F) ②「文京ミューズフェスタ」について(6.20 於 アカデミー文京学習)

③「文京ミューズネットフェスタ2007」開催(11.16~11.23)

?企画展(展示)開催(於 ギャラリーシビック、アートサロン)

?松永怜一氏講演会開催(11.18 於 文京区シビックホール小ホール)

?スタンプラリー(期間中開催)

④「ミューズネットクイズDEさんぽ」について(於 印刷博物館)

【寄付金について】

(1)本年度は当博物館の運用資金及び野球振興基金として、社団法人日本野球機構より

多額の寄付金をいただきました。厚く御礼申し上げます。

社団法人 日本野球機構 74,000,000円

【維持会員および維持会費について】

(1)今年度の維持会費は、法人会員(65社)が20,700,000円(内訳:(社)日本野球機構 12,000,000円、その他法人 8,700,000円)?個人会員(89名)が925,000円?ジュニア会員(6名)が12,000円、合計21,637,000円となりました。会員の皆様に対して、厚く御礼申し上げます。

【役員名簿】

役職名

理事長

理 事

〃 氏 名 根來 泰周小池 唯夫林 有厚松前 達郎岡部 英男現 職 日本??????????野球組織???????代行 セントラル野球連盟会長 パシフィック野球連盟会長 ㈱東京????代表取締役社長兼社長執行役員 (財)日本学生野球協会会長 (財)全日本軟式野球連盟会長 就任年月日 H16.2.2H13.1.4H13.1.4H6.4.27H12.3.23H15.4.9常務理事 豊蔵 一

- 3 -

理 事 〃 〃 〃 〃 〃 〃 監 事 〃 評議員 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 退 任

滝鼻 卓雄宮内 義彦三木谷浩史松田 昌士門脇 輝彦宮嵜 恒彰板橋 一太久代 信次石黒 堯村田 繁林 有厚松前 達郎丸山 博豊蔵 一小池 唯夫大越 英雄長谷川一雄倉島今朝徳長沼 健後 勝脇村 春夫伊藤 一正鈴木 義信川島 勝司井野 修根來 泰周瀬戸山隆三清武 英利角田 雅司井上 智治前川 芳男鈴木 清明大山 則夫朝井 正昭八田 英二内藤 雅之小林正三郎山中 正竹機谷 俊夫依田 龍也島田 利正南 信男小嶋 武士

㈱読売巨人軍取締役オーナー

?????野球クラブ㈱代表取締役オーナー ㈱楽天野球団代表取締役会長 (財)日本野球連盟会長

㈱阪神??????代表取締役?取締役会長????? (財)日本オリンピック委員会常務理事 ㈱東京ドーム代表取締役専務執行役員 読売新聞東京本社専務取締役事業担当 パシフィック野球連盟事務局長

㈱東京????代表取締役社長兼社長執行役員 (財)日本学生野球協会会長 (社)日本野球機構野球規則委員 セントラル野球連盟会長 パシフィック野球連盟会長 セントラル野球連盟事務局長

日本??????????野球組織???????事務局長 ㈱ヤクルト球団専務取締役 (財)日本体育協会副会長 (財)日本野球連盟専務理事 (財)日本高等学校野球連盟会長 ㈱中日ドラゴンズ常務取締役 (財)日本野球連盟副会長 (財)日本野球連盟副会長 セントラル野球連盟審判部長 日本??????????野球組織???????代行 ㈱千葉?????????取締役社長兼球団代表 ㈱読売巨人軍取締役球団代表 福岡???????????㈱常務取締役 ㈱楽天野球団取締役オーナー代行 パシフィック野球連盟審判部長 ㈱広島東洋カープ常務取締役 (財)全日本軟式野球連盟専務理事 ㈱東京ドーム取締役常務執行役員 (財)日本学生野球協会副会長 (財)日本学生野球協会事務局長 (財)日本学生野球協会監事 ㈱横浜ベイスターズ常務取締役

オリックス野球クラブ㈱取締役球団代表 ㈱西武ライオンズ常務取締役

㈱北海道日本?????????取締役執行役員 ㈱阪神タイガース取締役社長?????代行

H16.10.3H17.3.14H17.3.14H17.3.14H17.5.13H18.7.1H18.10.2H8.6.28H15.6.18H1.9.2H8.6.28H10.4.10H12.3.23H13.1.4H13.1.4H13.1.4H13.2.1H13.4.17H13.5.14H13.6.11H14.12.9H15.4.9H15.5.15H15.5.15H16.1.11H16.2.13H16.4.14H16.8.19H17.3.14H17.3.14H17.3.14H17.5.13H17.5.13H17.5.13H18.2.23H18.2.23H18.12.2H18.12.2H18.12.2H19.3.9H19.5.10H19.5.10H19.5.10

- 4 -

〃 逝 去 〃

野﨑 勝義斉藤 和久都築俊三郎

H19.5.10H19.8.1H19.9.22

【職員名簿】

氏 名

就任年月日

理務務

担 当 職 務 部部

長 長 部

備 考

㈱東京ドームより出向 ㈱東京ドームより出向 学司 〃

H20.2.29退職 H20.3.31退職

員 書

佐藤 宏 H20.2.事務局長兼学芸部長 堀 俊夫 H16.12.管高城 謙造 S57.4.業竹内 靖子 H7.4.業

堺 富士子 S52.9.2お客様相談室 新 美和子 S54.7.学芸部学芸員室 関口 貴広 H10.4.茅根 拓 H20.3.鈴木 龍一 S35.4.外小林二三男 山根 礼子

国〃 〃 文

小川 晶子 S53.4.学芸部図書室

Ⅲ 野球殿堂関係

【野球殿堂入り選出、表彰、紹介等】 (1)野球殿堂入り表彰式

平成19年野球殿堂入り表彰式は、7月20日(金)に東京ドームで開催されたオール スター第1戦の試合開始前に梶本隆夫氏、松永怜一氏の表彰式を、殿堂入りOB金 田正一氏?上田利治氏?野球評論家の山本浩二氏?田淵幸一氏がプレゼンターとして 出席し、大観衆の中で行なわれた。

(2)「2007野球殿堂特別展」開催

7月21日から9月26日まで、野球殿堂入り両氏の記念特別展を開催した。

(3)各委員会開催

第48回競技者表彰委員会候補者選考委員会東京幹事会:

11月21日(水) 東京ドームホテル

第48回競技者表彰委員会候補者選考委員会大阪幹事会:

11月22日(木) 大阪新阪急ホテル

第47回特別表彰委員会候補者選考委員会: 11月27日(火) 当館応接室 (4)第48回競技者表彰委員会

競技者表彰委員会幹事会は、平成20年1月8日(火)、プレーヤー表彰の殿堂入り に関する投票を開票した結果、有効投票の75%以上の284票を獲得した山本浩二氏と 239票を獲得した堀内恒夫氏を野球殿堂入りとして選出した。

投票内訳 表彰委員総数 319名 委員投票数 307名

有効投票数 307票 当選必要数 231票(有効投票の75%) 得票内訳 殿堂入り 山本 浩二 284票 堀内 恒夫 239票

田淵幸一 220票 原 辰徳 25票 鹿取義隆 1票 若松 勉 205票 大島康徳 23票 駒田徳広 1票 落合博満 194票 斎藤雅樹 14票 篠塚和典 1票

東尾 修 130票 岡田彰布 12票 西本 聖 1票

- 5 -

大野 豊 73票 田尾安志 9票 星野伸之 1票

加藤英司 65票 梨田昌孝 8票 池山隆寛 0票

B?????? 48票 石毛宏典 6票 辻 発彦 0票 北別府学 46票 牛島和彦 4票 槙原寛己 0票 高橋一三 41票 宇野 勝 2票

秋山幸二 25票 石嶺和彦 1票

(5)競技者表彰委員会幹事会は、平成20年1月8日(火)、エキスパート表彰の殿堂入

りに関する投票を開票した結果、有効投票の75%以上の得票を獲得した方がおらず該 当者なしとした。

投票内訳 表彰委員総数 45名 投票委員数 42名

有効投票数 42票 当選必要数 32票(有効投票の75%) 得票結果 該当者なし

青田 昇 23票 榎本喜八 10票 富沢宏哉 6票 星野仙一 15票 外木場義郎 12票 村上雅則 3票 権藤 博 13票 皆川睦雄 11票

江藤慎一 13票 大沢啓二 9票

(6)第47回特別表彰委員会

特別表彰委員会は、平成20年1月9日(水)午後4時から東京ドームホテル

において、出席委員14名で開催された。表彰規程にもとづいて投票した結果、 出席委員の75%以上の11票を得票した嶋清一氏の野球殿堂入りが決定した。

出席者(敬称略)

理事長 根來泰周

委 員 小池唯夫(常務理事) 豊蔵 一(常務理事)

三好一彦 内藤雅之 山本敏男 渡辺 融

西田善夫 湊谷武雄 達摩省一 鈴木義信

川島勝司 佐山和夫 池田哲雄 有本義明

陪席者 事務局 小林二三男 高城謙造

1.会議成立報告

小林事務局長、本委員会は14名の委員で構成され、出席14名であり表彰委員会

規程第17条により有効に成立したことを報告した。

2.理事長開会挨拶

根來理事長、特別表彰の委員7名が新たに入れ替わったことを報告した。 根來理事長、本会議の議長に西田委員を推薦、全委員これを了承した。 3.西田議長、開会を宣す。

小林事務局長に対して、昨年一年間の殿堂入り関連の事業経過報告を求めた。 議 題

平成20年野球殿堂入り選出の件

〔第47回特別表彰委員会〕

西田議長、昨年11月27日に開催された候補者選考委員会において下記の10名 の候補者が選出された選考経過を説明した。

〔プロ野球候補者〕 大社義規 伊東一雄

〔アマ野球候補者〕 清瀬三郎 長船騏郎 古田昌幸 蔦 文也 嶋 清一

〔そ の 他〕 沢柳政義 君島一郎 キャピー原田

西田議長、質疑応答の後、規程により候補者の中から3名以内の連記で投票を求

めた。

投票結果

西田議長、下記投票結果の通り嶋清一氏が有効投票の75%以上の13票を獲得し

て野球殿堂入りに決定したことを発表した。

- 6 -

投票内訳 殿堂入り 嶋 清一 13票

大社義規 10票 君島一郎 2票 蔦 文也 0票 長船騏郎 6票 キャピー原田 1票 沢柳政義 0票 古田昌幸 6票 清瀬三郎 0票

4.認証並びに閉会宣言

西田議長、根來理事長に認証を受け、閉会を宣する。

(7)野球殿堂入り記者発表

平成20年野球殿堂入りの山本浩二氏、堀内恒夫氏、(故)嶋清一氏の記者発表が山

本浩二氏、堀内恒夫氏ご本人の出席と明治大学硬式野球部総監督の別府隆彦氏の出 席で1月11日(金)午後3時から野球殿堂ホールで盛大に行われた。根來理事長 の挨拶にはじまり、各選考委員の報告のあと豊蔵常務理事から山本浩二、堀内恒夫 両氏に、小池常務理事から嶋清一の代理の別府隆彦氏にそれぞれ殿堂入り通知書が 手渡された。また、山本浩二氏、堀内恒夫氏から謝辞が述べられ、ゲストスピーカ ーの古葉竹識氏、王貞治氏、別府隆彦氏から祝辞と貴重なエピソードが紹介された。 (8)殿堂入り各氏の略歴

〔 山 本 浩 二 やまもと こうじ〕

19xx年 広島県出身 法政大学

1969~86 広島 1989~93 広島監督 2001~05 広島監督

プロ野球(実働18シーズン 外野手 右投右打)

2284試合 8052打数 2339安打 1475打点 536本塁打 打率.290

首位打者1回(1975) 本塁打王4回(1978、80~81、83)

打点王3回(1979~81) 最多出塁3回(1979~80、83)

最優秀選手2回(1975、80) ベストナイン10回(1975、77~84、86)

ゴールデングラブ賞10回(1972~81) 打率ベストテン入り6回

オールスター出場14回 サイクルヒット(1983.4.30)

監督成績 10年 1359試合 649勝681敗29分 勝率.488

法政大学時代は田淵、富田と共に「法政三羽ガラス」と呼ばれ、黄金時代を築く。'69年ドラフト1位で広島に入団し、1年目からレギュラー選手として活躍。

'75年には打率.319、30本塁打を記録して首位打者を獲得し、広島を初優勝に導き、MVPに選ばれ「ミスター赤ヘル」と呼ばれるようになる。

'77年からは5年連続40本塁打以上をマークするなど、王引退後のセ?リーグを代表する選手として活躍した。

通算盗塁231、ゴールデングラブ賞10回と攻走守三拍子そろった選手であった。 引退後は、広島の監督を10年務め、'91年にはリーグ優勝を達成した。

〔 堀 内 恒 夫 ほりうち つねお〕

19xx年 山梨県出身 甲府商業高校

1966~83 巨人 1984~85 巨人コーチ 1993~98 巨人コーチ

2004~05 巨人監督

プロ野球 (実働18シーズン 投手 右投右打)

560登板 203勝139敗 3045回 1865奪三振 防御率3.27

最高勝率3回(1966~67、72) 最優秀防御率1回(1966)

最多勝利1回(1972) 新人王(1966) 最優秀選手1回(1972)

ベストナイン2回(1972、74) 最優秀投手2回(1972、74)

沢村賞2回(1966、72) ゴールデングラブ賞7回(1972~78)

最高勝率3回(セ記録) シーズン最高勝率(1966 セ記録)

?????????(1967.10.10) 防御率ベストテン入り6回 オールスター出場9回

監督成績

2年 284試合 133勝144敗7分 勝率.480

- 7 -

'66年ドラフト1位で巨人に入団し、ルーキーで16勝(開幕から13連勝を含む)2敗、防御率1.39をマークして、新人王、最優秀防御率、沢村賞を獲得。

翌年、ノーヒット?ノーランを達成。

'72年には26勝をあげて最多勝を獲得し、MVPにも選ばれた。

速球と大きく落ちるカーブを武器にエースとしてV9に貢献した。

'04年、'05年と巨人軍の監督を務めた。

〔 嶋 清 一 しま せいいち〕

19xx年 和歌山県出身 明治大学

1935~39(昭和10~14年) 海草中学

昭和10年 第21回全国中等学校野球優勝大会出場

昭和12年 第23回全国中等学校野球優勝大会準優勝

昭和13年 第15回全国選抜中等学校野球大会出場

昭和13年 第24回全国中等学校野球優勝大会出場

昭和14年 第16回全国選抜中等学校野球大会出場

昭和14年 第25回全国中等学校野球優勝大会優勝

(全5試合完封勝利は大会史上初?準決勝?決勝では??????????達成) 1940~43(昭和15~18年) 明治大学 東京六大学リーグで活躍

左腕からの速球とドロップを武器に学生野球で活躍した。

特に、第25回全国中等学校優勝大会で全5試合を完封。準決勝、決勝では2試合連続ノーヒット?ノーラン達成という、大会史上初の偉業を成し遂げた。

全5試合で被安打8、奪三振57、外野への飛球はわずか12という成績は投球の威力を物語るものである。

また、4番打者としても20打数11安打の打率.550という成績をのこし、投打にわたる活躍で海草中学を初優勝に導いた。

昭和20年3月インドシナ半島沖の海戦で戦死。享年24歳

Ⅳ 学芸員室関係

*収蔵資料の活用のため、デジタルアーカイブスの拡充に努め、ホームページや07年に導入した「収蔵品紹介システム」で、収蔵品情報を積極的に発信した。19年度末現在、約400点の資料の写真データと関連情報を公開した。

*野球界関連の団体、公共団体、類縁機関からの情報提供や資料閲覧などのリクエストや、国内外のメディアからの対談などの撮影利用のリクエストが多く、様々なニーズに対応した。

*前年度から継続して、学芸員課程履修中の大学生のインターンシップ型アルバイトや実習生を積極的に受け入れ、生涯学習施設としての責任を果たすと共に、スタッフとして活用した。

【収 集】

(1)プロ野球Todayの各球団コーナーを07年シーズンにふさわしく更新するため各球団

に協力を依頼し、06年に活躍した現役選手の用具、各球団監督のサイン色紙(キャ ッチフレーズ入り)を収集した。

(2)07年の両リーグMVP、新人王のサイン色紙?サインボールを収集し?プロ野球Today

の各球団のコーナーに展示した。

(3)07年オールスターゲーム?07年日本シリーズ、KONAMI CUPアジアシリーズ2007の

ダイジェスト映像を制作し、館内で上映した。

(4)アマチュア各連盟に協力を依頼し、主要大会の優勝チーム写真や関連資料を収集し

展示した。特に、第1回全国中学硬式野球選手権(ジャイアンツカップ)では積極 的に資料収集を実施し、タイムリーな展示を行った。

(5)KONAMI CUPアジアシリーズ2007、アジア野球選手権兼北京オリンピックアジア予選 - 8 -

及びMLB開幕戦(08年3月25、26日)に際し関連資料を収集した。

(6)上記の他、博物館の基礎となる資料の収集を積極的に行った。

収集資料:計2,356点(前年638点)。多数の野球カードの寄贈があった為(中村氏:

1,025、エレリン氏:572、原田氏:204)、例年の3倍以上となった。

【整理?保存?管理】

(1)中性紙の保存箱、調湿剤や防虫剤を使用し、収蔵庫の環境向上に努めた。

(2)引き続き使用頻度の高い資料や写真資料についてデジタル化を進め、収蔵資料のデ

ジタルアーカイブスを拡充させた。また、これらのデータを、ホームページや館内 の収蔵品紹介システムを通じて積極的に公開した。

(3)当館所蔵のすべての日本シリーズ、オールスター、アジアシリーズ映像をデジタル

データ化しアーカイブ構築に着手した。

【展示?イベント】

<常設展>

(1)17年度から行っている常設展示の中?長期的展望での構成や内容の見直し、改善を

引き続き行った。

(2)キャプション表示の見直しを検討し、車椅子を使用して現状の見え方を調査した結

果、後方に位置するキャプションについては角度をつけて置く等見やすく変更した。 (3)プロ野球Todayを12球団の協力を得て更新した。

(4)プロ野球シーズン成績、日本シリーズ集合写真、結果展示などを更新した。 (5)随時常設展示の入替えを行った。

<特別展>

(1)夏季特別展「オールスターの70年 1937~2007」(7月10日~9月4日)

「夢の球宴」と呼ばれるプロ野球オールスターゲームの通算70年の歴史を、出場選 手集合写真(1951~20xx年の55年分)を中心に映像、記念の資料等合計280点と ともに紹介。また、会期途中から20xx年の集合写真や公式スコア(コピー)を追加 し、映像シアターでは20xx年のダイジェスト映像上映も行った。

<企画展>

(1)『プロ野球ポスター展』(~ 5月6日)

19xx年の日米野球から現在まで、試合の告知だけでなくプロ野球の魅力を伝える重 要な手段として用いられてきたポスターについて、当博物館の収蔵品の中から、華 やかなポスター44点を選んで紹介した。

(2)『球史を刻んだ用具たち』(5月11日~7月1日)

球史を刻んだ名選手の用具たち―バット、グラブ、スパイク、ユニホームや、日米 野球で来日したMLBの名選手の用具も展示。用具73点と、使用選手の野球カードな ど74点も併せて展示した。

(3)『後楽園スタヂアムと東京ドーム』(9月7日~11月11日)

70年前の後楽園スタヂアム開場当時の資料や、観客席、選手ロッカーなど後楽園時 代の遺物をはじめ、松井秀喜選手の天井弾、WBC関連資料など様々な資料を展示し、 後楽園と東京ドームを舞台とした名勝負や出来事とともに、両球場の70年の歴史を 振り返った。

(4)『野球とオリンピック展~がんばれ星野JAPAN~』(11月20日~2月11日、

主催(財)野球体育博物館、協力(財)日本オリンピック委員会、全日本野球会議)

12月1日から3日間、北京オリンピックアジア予選が台湾で開催され、野球日本代 表が出場、3連勝で北京オリンピック出場を決定した。当博物館では、これにあわ せ星野JAPANを応援する企画展を開催した。19xx年ロサンゼルス大会以降の歴代日 本代表のユニホームなどの実物展示のほか、オリンピックにおける野球競技の歴史、 各大会での日本代表の戦績、アジア予選に出場する日本代表メンバーの紹介、結果

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速報などを行った。また、予選終了2日後の12月5日から星野監督着用ユニホーム を展示し、同13日からは熱戦の模様を25枚の写真パネルで紹介するなど、順次展 示資料を追加した。

(5)『19xx年代の野球展』(2月19日~4月13日)

近いようで遠くなりつつある19xx年代に焦点をあて、現在につながるプロアマ交流 や国際化の流れを追いつつ、19xx年から10年間の野球界の出来事を、実物資料や 写真などを展示し振り返った。

<コーナー展>

館内のいろいろな場所を利用して、ニュース性、話題性のある展示をタイムリーに行った。 ?エントランスホール 展示ケース

(1)WBC優勝記念特別展示(06年度より引続き展示中)

20xx年3月以来引続き「WBC優勝記念特別展示」を開催。(WBC優勝トロフィーは王 貞治展貸出、08年1月16日より再展示)

?エントランスホール 特設コーナー

(1)KONAMI CUPアジアシリーズ関連展示

中国、台湾、韓国からの観光客の来館が多く好評なことから、通年で05、06年に収 集した資料を展示(~12月28日まで。1月2日からは映像シアター壁面前に移設、 20xx年の写真20枚を追加した)。

(2)MLB開幕戦展示

3月11日からは00、04年のMLB開幕戦関連資料を展示。開幕2連戦翌日の3月27

日からは、新たに収集したレッドソックス対アスレチックス関連資料を展示した。 ?常設展示室

(1)WBC特別展示コーナー(06年12月22日~)

王貞治監督はじめ、コーチ、選手全員のユニホーム(38着)、日本プロスポーツ大賞

楯、総理大臣杯などを展示。12月11日以降は、王監督と決勝戦先発の計11着のユ ニホームを日本代表コーナーに展示中。

(2)神宮外苑創建80年記念展示(06年11月2日~6月7日)

明治神宮外苑創建80年を記念して、当館でも東京6大学関連の資料を中心に記念展

示を行った。

(3)高校、大学、社会人、少年野球の主要な大会の開催に合わせて、各コーナーで、試

合結果の速報をはじめ写真、ユニホームなど関連資料を積極的に収集し、タイムリ ーな展示を行った。

(4)日米大学野球選手権大会(7月23日~8月24日?以降大学野球コーナーで展示) 第36回日米大学野球選手権大会で、日本代表は米国開催19度目で初となる優勝を

決めた。優勝を決めたウイニングボールと、日本代表のサインボールを全日本大学 野球連盟から寄贈いただき、写真と併せて展示した。

(5)第1回全国中学硬式野球選手権(ジャイアンツカップ)(8月13日~8月24日、8月

25日より少年野球コーナーで展示)

堀内恒夫氏による始球式使用球、グラブ、大会第1号本塁打ボール、優勝したジュ

ニアホークスのサインボールや集合写真などを展示した。

(6)黒獅子旗三代特別展示(8月25日~9月3日)

日本野球連盟の協力により、都市対抗開催期間中、現在使用中の黒獅子旗(3代目)

を借用し、当館で展示中の初代、2代目と並べ特別展示を行った。

(7)星野JAPAN(プレ五輪)特別展示(10月2日~11月15日)

8月のプレ五輪で優勝した星野JAPANの、サイン入りジャケットや写真を展示した。 (8)アジアシリーズ2007(1月2日~)

大会史上2本目となった陳連宏選手(統一)の満塁本塁打ボールなどの新収資料や

07年の写真20枚を展示した。

<イベント>

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?夏休み企画

(1)バット製作実演(8月11日、12日 午前の部 11:00~12:00、午後の部13:30~

14時30分、15時~16時 於 野球殿堂ホール、協力 ミズノ㈱)

ミズノテクニクス渡邉孝博氏による「バット製作実演」を開催(04年から4年連続)。 今回も事前に開催情報を知ったうえで、自由研究のテーマにしようという目的を持 った小学生の来館者が多かった。渡邉クラフトマンには自由研究の小学生の質問へ の丁寧な対応や、やすりがけ体験を実施していただき、教育的なイベントとなった。 (2)夏休み親子グラブ製作教室 (8月13日 13:00~15:00 於 野球殿堂ホール、

協力 ミズノ㈱)

当館ホームページ上で参加者を募集し、応募者の中から抽選で選ばれた12組24名 の親子が参加した。御園氏、澤氏をはじめミズノのスタッフ6名の指導の下、各組 とも約2時間でグラブを完成させた。

?開幕、ゴールデンウイーク企画、その他

(1)坪田名人によるグラブ製作実演(4月7日、8日11:00~12:30、14:00~15:30、

協力 ミズノ㈱)

野球シーズン開幕を記念して、ミズノ㈱グラブマイスター坪田信義氏によるグラブ 製作実演を開催。作業の解説や質疑応答とともに作業の一部を見学者に体験しても らうなど、多くのお客様に喜んでいただけた。

(2)小?中学生限定バッティングコンテスト(5月3日11:00~12:00、14:00~15:00、

4日11:00~12:00、13:00~14:00)

イベントホールのバッターボックス体験に挑戦してヒットの本数により賞品をプレ ゼントした。両日合計約200人が参加。

(3)バックヤードツアー

夏休みに受け入れた学芸員課程実務実習生に対し、試験的に収蔵庫を中心としたバ

ックヤードツアーを実施した。今後、維持会員向けにイベントとして実施するため の参考としたい。

【調査?研究】

(1)企画展?特別展開催に際し、それぞれのテーマについて情報を収集した。 (2)19世紀の野球について調査を続けた。

【学校教育との連携】

(1)学芸員課程実務実習

①夏休み中に13大学20名、各6日間受入れた。夏休み期間中に開設した「自由研 究相談デスク?体験学習コーナー」のアシスタントとしてお客様への対応などを 中心に実施した。

②夏休み中の実習とは異なるインターンシップ型の実習を、法政大学学芸員課程と 協力して行った。9月に1名受入れ10日間実施。学芸員のアシスタントとして、 主に資料整理、ホームページや収蔵品紹介システム掲載用の資料のスキャンや写 真撮影、画像調整などを行ってもらった。

(2)学芸員課程見学実習

①お茶の水女子大学 学生21名と鷹野先生(5月12日)

館内案内後、企画展、イベントの立案と実施などについて殿堂ホールで話し、質 問に対応した。

②駒澤大学 学生29名と酒井先生(6月3日)

【館外活動】

<資料貸出>

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(1)報知新聞創刊135周年記念「大好きな野球 王貞治展」(07年3月13日~08年1月

6日、日本橋三越本店はじめ全国6会場、会期日数51日)

WBC優勝トロフィー?756号本塁代バット?日本刀等王貞治氏関連資料合計9点 (2)秩父宮記念スポーツ博物館特別企画展「20xx年のスポーツシーンをふりかえる」

(3月15日~7月22日)

WBC日本代表 王貞治監督ユニホーム(ビジター用 上衣)1点

(3)東京ドームスイート入口、ジュニアスイート 野球体育博物館特別展示

?07年3月16日~12月4日

① スイート入口:上原浩治投手WBC日本代表ユニホーム(ビジター用上衣)、小笠

原道大選手WBC日本代表ユニホーム(ホーム用 上衣)など合計4点

② ジュニアスイート特設展示ケース:合計松井秀喜選手巨人時代ビジター用ユニ

ホーム、使用バットなど合計36点

?08年3月14日~

① スイート入口:上原浩治投手アテネ五輪日本代表ユニホーム(ホーム用上衣)、

高橋由伸選手(ビジター用 上衣)、アテネ五輪使用球合計3点

(4)「夏 朝日新聞と高校野球展」日本新聞博物館(7月7日~9月24日)

昭和15年海草中学紀和大会優勝記念ボール、野球塔銅板(慶応普通部優勝)、ポス

ター、スコアブックなど合計39点

(5)群馬県立歴史博物館第82回企画展「追え!白球突入本塁-高校野球に見る群馬の近

現代史」(7月7日~8月26日)

明治30年代の用具(複製)、昭和15年満州リーグ記念品、バット用角材見本、硬式 グラブ、ミットなど合計63点

(6)川崎市民ミュージアム企画展「昭和ブギウギ 1945-64」展(4月21日~6月3日)

昭和24年日米野球ポスター、昭和33年頃稲尾投手着用西鉄ライオンズユニホーム、 昭和25年第1回日本ワールドシリーズ記念章など合計21点

(7)財団法人公園緑地管理財団「昭和の時代と子どもたち」昭和のヒーロー?ヒロイン

のコーナー(4月28日~5月6日、国営昭和記念公園 花みどり文化センター)

不二家野球????????????、プロ野球ポスター(複製)、写真パネルなど合計12点 (8)放送???????企画展「テレビの青春!昭和30年代番組展」(7月25日~9月17日)

19xx年オールスターと19xx年日本シリーズのポスター(複製)、不二家野球??????? ?????合計3点。好評のため長野(9月22日~24日)、大阪(3月6日~11日)でも 巡回展として開催され、それぞれ貸出した。

(9)楽天球団 7月21日オールスターゲーム第2戦(フルキャストスタジアム宮城開催)

での球場正面イベント「出張!!野球体育博物館」展示制作のため、歴代オールスタ ーポスター(65点)、入場券(52点)、球団変遷図の画像データ合計118点

(10)早稲田大学125周年記念デジタル歴史館(早稲田大学のイントラネットで配信)

明治44年早大第2回渡米遠征ポスター画像1点

(11)CPBL(中華職業棒球大連盟)プレーオフシリーズで展示のため

アジアシリーズ2006出場4監督サインボール、陳金鋒選手アジアシリーズ第1号満 塁本塁打ボール、アジアシリーズ2006 MVPダルビッシュ有投手???????合計6点

(12)ベースボール?マガジン社週刊ベースボール連載「ベースボール博物館」に情報お

よび写真提供を行った。(26回、計56点貸出)

※その他、当館広報用以外の写真及び画像データの貸出(無料及び有料)は27件 112点あり、増加の傾向がある。

<その他>

(1)文京?????????2007 文京シビックセンター1Fアートサロン(11月16日~23日)

企画展「野球とオリンピック展」と連動した出張展示を行う。

(2)大空出版「歴史ポケットスポーツ新聞 野球」当館所蔵写真12点貸出に伴い、小?

中学生向けの図書のため、内容の監修、校正など協力をした。

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Ⅴ 図書室関係

*より快適に利用してもらえるよう、12月17日から12月28日まで図書室の改装工事を行った。照明器具や椅子?テーブルを取り替え、図書室入口付近に新着図書コーナーを設置するなど、利用してもらうための工夫をした。多くの人にプロ野球だけではなく、アマチュア野球、大リーグ、韓国、台湾などの書籍があることを知ってもらうため、開架書架で大リーグ30球団のメディアガイド、韓国プロ野球のファンブック、台湾プロ野球の記録年鑑、高野連史や各大学野球連盟のリーグ戦プログラムなど、ここでしか見られない本を紹介した。その結果、利用者が増加し特に何度も利用する人たちが多くなってきた。 *夏休みには、自由研究のテーマを提供する「野球で自由研究!」で、小?中学生の自由研究の相談や資料提供を行った。

【収集】

図 書 和書 119冊 外国語 17冊 雑誌 228種類678部 小池 眞氏寄贈資料 スクラップブック 133冊

中村浩道氏寄贈資料 図書 151冊 雑誌 73冊

岡本好司氏寄贈資料 雑誌 189冊

武方浩紀氏寄贈資料 図書 2冊 雑誌 103冊

【整理?保管?保存】

(1)酸性紙が使われている図書?雑誌?新聞に中性紙のカバーかけや保存箱に入れる等

の手当てをした。

(2)雑誌の書架を整理し、どこにどのような雑誌があるかを表示した。

(3)新聞の棚を増設し、報知新聞の原本を収蔵した。

【調査?研究】

(1)夏休み自由研究の資料を作成した。

(2)殿堂入り資格者の球歴、特別表彰の候補者のリストアップ等の調査を行った。

(3)東京六大学使用グラウンド、オールスターの賞品、東京ドームができる前を調べ、

ニュースレターに掲載した。

【日本図書館協会?日本体育図書館協議会との交流】

(1)日本体育図書館協議会の加盟館へ「野球殿堂2007」やニュースレターなどの出版物

を寄贈した。

【著作権】

(1)日本複写権センターが管理している著作物(週刊ベースボール等)の頒布目的の複

写権料とFAXの著作権料を支払った。

【図書室利用者】

(1)図書室利用状況

図書室の利用者は、16,546人(前年(参考)7,339人)であった。閲覧冊数は6,648冊(前 年8,389冊)1人当り5.7冊(前年6.6冊)だった。また、図書室改装後(1~3月)の 利用者は1,669人で昨年の1,132人にくらべ約540人増加した。

(2)夏休み期間中の利用状況

7月21日(土)~9月2日(日)、小?中学生の自由研究のテーマを提供する「野球で自 由研究!」を行った。今回はポジションごとに形が違うグラブ、選手によって重さ や太さが違うバットに触れたり、軟式と硬式のボールのできるまでやバットの木の 種類を調べたり等、様々な形で用具の情報を提供した。その他に野球場、野球用語、

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野球の記録に関する様々な率の計算、野球の歴史等をテーマとして提供した。利用 者は図書室で自由研究の調べものをした小?中学生は264人で昨年に比べ30人程増 加した。学年別で見ると、小学5年生が77人と一番多く、次に4年生の70人でこ の2学年だけで、全体の半数以上となった。昨年に比べ、小学3、4、5年生の利用 が増え、自由研究が5、6年生の宿題から低学年の宿題へとなってきている。自由研 究をテーマ別に見ると、野球用具、野球の歴史、野球場を取り上げる小?中学生は のべ274人となった。

今年の「野球で自由研究!」は、家で調べたいことをまとめ、博物館ではわからなか った事を聞いたり調べたりして自由研究を完成させる子供たちが多かった。

Ⅵ 相談室関係

【利用者数と利用状況】

(1)利用件数では昨年より11件増えて121件となりこれまでの最高となった。利用人数

は昨年より21人減の376人で最高であった昨年度に次ぐ利用であった。利用件数の 内博物館来館者の利用は昨年度の46件から58件に12件増えたが、事前予約の体験 学習(修学旅行研修)は64件から1件減少の63件であった。質問内容に関しては リアルタイムでの少年野球大会の試合内容の問い合わせや沢村栄治投手の足を高く 上げる投球フォームへの関心、一軍出場経験のない選手の問合等々一部の限られた 内容のものから、用具、ユニホームに関することまたその収集法、当館設立の理由 等であった。しかし、もっとも多かったのは小中高校生の修学旅行研修、総合の学 習での野球(そのはじまりと日本プロ野球)の歴史(名選手)に関することであった。

【初期日本野球史の調査研究】

(1)資料の収集を続ける。

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